今日は僕が昨日まで出ていた国際大会の三日目だった。
全世界から四百三名の猛者が集まった大会を勝ち抜いた猛者の中の猛者によるベスト8から決勝までの試合が行われた。
このゲームは運の要素も非常に強いが、それ故に実力の関与する部分で如何にミスを減らして最適なプレイを出来るかが猛者同士の戦いでは勝敗を分けてしまう。
そして今回の大会で見事優勝したのはヨーロッパの十五歳のプレイヤーである。
八歳の頃からこのゲームを始め、七年後には世界をとったのだ。
僕はこのゲームをやっている期間こそ長いものの競技シーンに触れて真剣に取り組み始めたからはまだまだ日が浅い。
結果を残している人は毎日のように練習しており、たとえ戦績が振るわなくても愚直に努力を続けている。
僕はまだまだ努力が足りなかった。
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