例の映画を観てきた。
何を言ってもネタバレになる気がするので、具体的には何も語らないが、オタクに目覚めたばかりの頃に出会った作品が大人になるまで愛され続けているのには感慨深いものがある。
何よりもちゃんと完結したことが何よりもうれしく感じる。
始まったものはいつか終わるものだが、多くのコンテンツを追っていると残念ながら、様々な要因でファンも置いてきぼりにされてしまうほど突如として終わってしまうコンテンツは決して少なくないのだ。
青春とまでは言わないが、ある程度の熱量を注いでいた作品が無事に終わりを迎えたという事実だけで何度も泣きそうになってしまった。
実際、スタッフロールが流れると同時に虚無感に襲われて泣いてしまった。
僕はまだ二十代そこらの若造なのでまだしも、当時からずっと追い続けてきた人達は立ち直れるだろうか。
何なら奢るので様々な年代のファンに酒でも飲み交わしながら感想を語り合いたいと感じさせる作品だった。
一言で表すならば卒業式。
何にせよもう一度足を運ぶことだろう。