この日記を書いている頃はとっくに日付を超えてしまっているが、今週の金曜は幸せであった。
幸せといっても特段いつもの日常に大きな変化が訪れたわけではないのだが、いつも通りに昼に目覚め、バイトまで、「からくりサーカス」を読み、バイト終わりに街中の裏通りにある夜中しか営業していない油そば屋で腹を満たす。
こんな些細なことで幸せなのだ。
些細なことで不幸だと思い、些細なことで幸せを感じる。
僕はこれからもこうして何処に続いているか幸せと不幸が表裏一体になっている薄氷の上を毎日の様に怯えながら歩き続けて生きていく。